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ドールたちのウェブサイト 『あんぐり亭』の 特設ブログです!
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◆2009年03月31日の記事を2009年04月03日に書き込まれた内容です。

 さて、昨日に引き続き
  AZONE製60cmサイズ、キャラクタードール「朝霧 麻衣」の
  口開け加工+フルリペイント作業の続きをレポート!
  制作における、その軌跡をご覧下さい(笑)

bl_090330_h_hi.jpg





















 あんぐり亭のアイペイント作業用語としての作業内容である
  「アイ・フレームの描きこみ」
  「まゆげラインの描き込み」
  「まゆげの書き込み」
  「瞳シャドウの書き込み(60cmサイズのカスタムヘッド制作時限定)」
  が、完了したところで30日の作業は終了・・・
  本日、31日の作業は完成まで一気に行くよ! テーマドールの
  撮影もしなきゃだしね(笑)

bl_090331_a_hi.jpg





















 はい、次のステップへ移行しました!
  アイペイント作業の山場です・・・俺的にですが・・・
  あんぐり亭のアイペイント作業用語では「瞳の描き込み」としています。
  まあ、言ってる通り「アイ・フレーム内」に瞳を描きましょう。

 前回の各作業では何度も多角的に見定め、納得行くまで修正と
  言ってきましたが、この「瞳の書き込み作業」は実質的に
  描くと言うより「重ね描き」になりますので
  バランスを調整しながら描き込まないと、ズレてるから~とか
  ズレちゃったから修正~が非常に難しいです。
  できないことはありませんが、艦底色とホワイトの交互塗りを
  修正と言いつつ繰り返すと塗りムラが出るどころか
  色が混ざって、にじみ出したりと酷い事になってきます。

 そうそう、この「重ね描き」作業はアイ・フレーム内が完全乾燥してないと
  危険ですので連続した作業を継続の場合は要注意!
  乾燥が半端だと、にじみ出すこともあります。そんな理由も含めて
  乾燥時間を設ける意味でも「瞳の描き込み」前に寝たんだけどね(笑)

 一気に瞳を描ききるのではなく、左右同時に少しずつラインを描き込み
  瞳の横幅を左右同じに調整しながら、少しずつ
  瞳の幅を増やしていく感じで描いて行こう!
  ちなみに瞳の曲線も左右同じ感じに見定める事もお忘れなく( ̄ー ̄)b

bl_090331_b_hi.jpg





















 すっごく苦労して瞳の書き込みが終わったら、その内部も
  適当に艦底色で塗っておきましょう。
  続いて、次のステップへ移行!

 今度は、まつげラインと瞳内にカラーNo.33つや消しブラックを
  着色していきます。あんぐり亭のアイペイント作業用語では
  「仕上げ直前」としています。
  まあ、この作業は「描く」と言うより「塗る」なんで
  「はみ出さないように慎重に作業する」だけで完了できます。

bl_090331_c_hi.jpg





















 「つや消しブラックの塗り込み直後」をアップで撮影・・・
  まさに、仕上げ直前! ここまで来たら完成まで後一息です。
  あれだ! つや消しブラックの塗り込み部分は
  まつげラインの内部(一番太い部分)と瞳の内部だけで
  細い線や「まゆげ」には塗りませんよ。
  また、端から端までピッタリと塗らないで端っこは
  艦底色が出ているくらいの塗り方で良いです。それがグラデーションの
  効果にもなってますから・・・

 ここまでの完成度で、ヘッドに何かしら表情が見えてきたら合格!
  アイペイントに参考がある場合もキャラクターの「雰囲気」が
  出てきていることでしょう・・・違和感があったり
  表情が微妙だったり、バランスの悪さや不自然さを感じたら
  残念ですが70%くらい良い完成度には仕上がらないかもしれません。
  俺的な考えでは、そんな感じです。

bl_090331_d_hi.jpg





















 さあ、次なるステップへ移行です。
  って言うか・・・もう仕上げの作業だ!あんぐり亭のアイペイント
  作業用語では「アイペイントの仕上げ」としています。

 仕上げ終わりました! ってオイーッ!!
  仕上げ作業の「途中経過無し」かよーッ! って思うかもしれませんが
  ほとんど重ね塗り的な作業なんで・・・一々途中の撮影なんか
  要らないかなぁ・・・と(面倒になってきたとも時間的にヤバかったとも言う)

 ポイントは「瞳の色を混ぜて作る」こと!
  一色では塗らないで下さい。たとえば、青をベースにしている瞳なら
  下地に青を塗り、それにホワイトを足して重ね塗り
  またその色にホワイトを足して重ね塗り、3、4回繰り返して
  塗っていきます。重ね塗りの際は前に塗った幅より狭く塗ること
  まつげラインに「つや消しブラック」を塗った時のように
  端から端までピッタリと塗らず、前に塗った色が端っこに見える程度
  細く塗っていきます。
  まあ、この仕上げ作業はカスタムするヘッドの内容によって
  いろいろと変わってくるので、正直撮影してまで作業順序を
  説明しにくいんですよね。

 当然、キャラクターによっては瞳の色が単調だったり
  頬紅があったり、無かったり、瞳の光の描き方が異なったりするので
  個人の理想による完成が正確な完成になります。
  ただ、共通して言える事は「重ね塗り、重ね描き」がメインとなる作業です。
  十分な乾燥を繰り返して、気長に作業をしてください。
  完成を焦って、重ね塗りを繰り返すと
  「瞳の中がにじんでプァ」最後の最後でアイペイント失敗とかも
  十分にアリ得るので、ご注意を・・・

bl_090331_e_hi.jpg





















 完成したカスタムヘッドをアップで撮影!
  デフォルトのアイマスクプリントも惜しかったが
  とりあえず、俺好みの「朝霧 麻衣」が完成しました。

 なんか、長々とカスタムヘッド制作の軌跡を書いてきましたが
  別にコレは「アイペイント講座」では、ありませんので・・・
  また、何度か制作に関するご意見で「制作講座をやってほしい」と
  ありますが、あんぐり亭サイトに「口開け加工の技術的講座」や
  「アイペイント作業の技術的講座」のページを作らない理由は・・・

 俺自身が完璧でない以上、完全な技術的指導をする「制作講座」なんて
  作るわけにはいきません。俺も今日まで何度も・・・数えれば
  100回以上のアイペイントをしてきましたが
  描く度に新しい描き方、効率の良い描き方
  より良い修正方法を思いつき続けています。そんな中
  一時的な知識で制作講座を作っても情報がすぐに古くなり、より良い
  アドバイスにはならないものになるからなんですね!

 また、俺自身は自分のアイペイント技術に自惚れている部分もありますが
  世の中には「上には上」が居ます。最終的に実力をモノにするのは
  諦めない事、妥協しない事、継続して(期間をあけずに)作業を
  続ける事にあります。
  筆を持つと手がプルプル震えるなんて言ってる内は
  俺が描く様なアイペイントに到達するまで2年以上は掛かると思われます。
  より良いキャラクターを自身の手でカスタムしたいと思う以上は
  筆を持つ事、描ききって完成させる事を続けましょう
  それが、上達する近道です。

 ちなみに、よく口開けってどうやるんですか? とか
  アイペイントのコツを教えてください! なんて言われる事がありますが
  厳しく言うと、細かく親身になって技術的内容を口頭で言って
  教えてあげても「やり方が分かっただけ」で、作業技術のレベルが
  低すぎて同じ完成物にはならないでしょう。
  ですから、こうやって気まぐれなアドバイスのような事はやりますが
  あんぐり亭サイトに「制作講座」関係は作る予定はありません。

 どうしても、気になる点、教えてほしい事がありましたら
  あんぐりステージやメールにてお尋ね下さい!
  誰よりも、お前よりも(俺の事ね)アイペイントが上手くなりたい!
  人を「あっ」と言わせるようなドールを作りたいなら
  共に勉強していこうぜ。俺で良ければ何か手伝うよ!

 ということで、朝霧麻衣のあんぐり化計画完了!

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